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石で棺を閉じる釘を打つのは心が痛みます

よく告別式で、花を死者の顔周りにたむけて、その後蓋をする儀式が行われます。
それは、従来は釘と石で行われていました。
釘を石で打ちつけるわけです。
でも、その行動をするときにためらいはないでしょうか。
もし、途中で生き返ったら、逃げ出せるようにしなくていいのかと考えたりします。
何より、人でなくて物のように入れ物に閉じ込めるのが、何とも心を痛くします。
本当にこんなことをしてもいいのかと考えてしまいます。
しかし、これが昔からの慣例ですから、そのしきたりに従うことがいいのかもしれません。
このような複雑な思いを抱く人が多かったせいでしょうか、最近の葬儀では、蓋を釘で閉じたりしなくなりました。
そのまましっかりとした蓋をするだけです。
故人に対しての遠慮する気持ちがなくなり、心が軽くなった人が多いと考えます。
古い慣わしが全て良いことだとは言い切れません。
大切なのは、故人への感謝と尊敬を表せる儀式を心を込めて行うことです。

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